BROMPTON(ブロンプトン)前輪のチューブを交換する方法

たっくぃ
こんにちは。たっくぃです。

BROMPTON(ブロンプトン)純正チューブのバルブがパンクした時の対応方法」でチューブの交換が必要になってしまいました。

今回は、ブロンプトンの前輪タイヤのチューブを交換する方法を説明します。

前輪タイヤのチューブを交換する手順は以下のとおりです。

  • 必要な道具を用意する。
  • 前輪ホイールを固定しているボルトや固定金具を外す。
  • タイヤレバーを使ってタイヤを外す。
  • 古いチューブを取り外す。
  • 古いリムテープを外す。
  • 新しいリムテープを取り付ける。
  • 新しいチューブを取り付ける。
  • タイヤレバーを使ってタイヤをはめ込む。
  • 前輪ホイールを元に戻して、固定金具やボルトを取り付ける。
  • 空気を入れて、動作の確認をする。

なぜか今回も想定外のことが起こりました。。。なんだろう?お祓いしたほうがいいのかな(汗)

それでは、順番に説明していきます。

必要な道具を用意する

用意した道具は次のものです。

また、今回のチューブ交換に伴い、米式から仏式への変更を行うため、バルブ部のスペーサーも購入しました。

前輪ホイールを固定しているボルトや固定金具を外す

前輪を取り外します。必要な道具は、15mmのスパナです。左回しで緩めます。

金具の順番はタイヤの取り付け時に説明しますので、外してしまっても問題ありません。右側の金具、左側の金具は分けて管理しておきましょう。

タイヤレバーを使ってタイヤを外し、チューブを取り出す

タイヤを外すときは、タイヤレバーを使います。

私の使っているタイヤレバーはパナレーサーです。

以前は他のタイヤレバーを使っていたのですが、ブロンプトンなどの小径では使いにくいため最近はパナレーサーを使っています。

また、3本入っているのですが、まとめることができるので収納にも、外出先でのパンク修理にも便利ですのでオススメです。

タイヤレバーは次の手順で使います。

  1. バルブを下にして、上の方から外していきます。
  2. チューブに傷をつけないように、タイヤレバー(1本目)を差し込み、タイヤを外すように力を込めて、タイヤレバーの溝にスポークをはめる。
  3. 10cmくらいあけてタイヤレバー(2本目)を差し込み、1本目と同じようにタイヤレバーの溝にスポークをはめます。
  4. この時点で↑の写真と同じ状況になっているはずです。
  5. さらに10cmほど離して、タイヤレバー(3本目)を差し込み、タイヤレバーをスポークにはめます。
  6. タイヤレバー(2本目)が自然に外れていると思いますので、5と同じ作業を行い、少しずつずらして1周全てを外します。

チューブを取り外す

バルブの反対側(タイヤレバーを差し込んだあたり)からチューブをひっぱりだします。バルブ付近までは簡単に取れます。

バルブを押して、チューブを完全に外します。

この際に完全にタイヤを外しておきましょう。

古いリムテープを外す

古いリムテープ

バルブの穴が空いている箇所から、古いリムテープをつまようじ等の先端のとがったもので引っ張り出しましょう。

古いリムテープは処分するだけですので多少強引に引っ張りだしても問題ありません。

新しいリムテープを取り付ける

バルブの穴に、リムテープの穴をあわせる

新しいリムテープを広げて、ホイールのバルブの穴と、リムテープの穴がずれないように取り付けます。

穴を合わせた時に、ドライバーなどの棒状の工具を突っ込んでおき、ずれないようにリムテープを張っていきましょう。

写真のように左右のリムテープの隙間が均等になるように張れれば完了です。

新しいチューブを取り付ける

新品のチューブを箱から取り出します。仏式のバルブ部はこのようになっています。

バルブのフタを外し、金具も外します。

この時点でチューブに空気を入れて、状態を確認することを強くおすすすめします。

その理由は、「どこかの段階でチューブに穴が空いていた」ためです。

これが序盤で説明した想定外の出来事です。。。

初期不良だったのか、チューブをタイヤに格納した際に穴が空いてしまったのか、判断がつかなくなってしまいました。

もしチューブに穴が空いていたら、手戻りが発生するので本当に確認をおすすめします。

次に、タイヤを片側だけ元に戻します。タイヤレバーを使わなくても元に戻せると思いますが、必要があればタイヤレバーを使って戻してください。

この際にタイヤのラベル部分をバルブの位置に合わせておくと、空気を調整するときにバルブを見つけやすくなるのでオススメします。

タイヤをずらしながらバルブを入れます。下の写真のようにずらしてください。

バルブを入れ終えたら、同じようにチューブ全体をタイヤにはめ込みます。

チューブがねじれて入っていると、空気を入れた際にバーストしてしまいます。そのため、下の写真のようにタイヤを開いてねじれがないことを確認してください。

最後に、バルブ部から外した金具を戻します。

スペーサー、金具、フタの順番で戻します。

タイヤレバーを使ってタイヤをはめ込む

タイヤを元に戻していきます。

ある程度は手で入ると思いますが、全ては入らないと思いますのでタイヤレバーを使って戻してください。

前輪ホイールを元に戻して、固定金具やボルトを取り付ける

向かって右側部の取り付け

次の写真の順番で取り付けていきます。

1.フレーム部を取り付ける
2.固定金具、3.折りたたみ金具を取り付ける
4.ワッシャーを取り付ける
5.ナットを取り付ける。

これで右側部は完了です。次は左側部です。

向かって左側部の取り付け

次の写真の順番で取り付けていきます。

1.フレーム部を取り付ける
2.固定金具を取り付ける
3.ワッシャーを取り付ける
4.ナットを取り付ける。

空気を入れて、動作の確認をする

最後の仕上げとして、空気を入れてみましょう。規定の気圧まで入れて問題ないことを確認してください。

問題がなければ、ブレーキのパッドが前輪に当たっていないか確認してください。

あたっている場合は、ブレーキを調整しましょう。

まとめ

チューブ交換も手順を覚えてしまえば、楽にこなせるようになります。

それでは、良いブロンプトン生活をお送りください!

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