最近気になっているサイトがある。
住所ではなく、身近な3つの単語で場所を示せるWhat3Wordsだ。
これが普及すれば、待ち合わせが簡単になったり、特定の場所に荷物を届けてもらうなどのことが簡単になるだろう。
What3Wordsってなに?
縦3メートル、横3メートルで世界を分割し、3つの単語で分割した場所を表すことができるサービスだ。
たとえば、渋谷駅のハチ公口で待ち合わせした場合に、誰かが待ち合わせ場所にに到着してから、LINEなどで連絡を取って集合する流れが一般的だ。
この場合の問題は、次のようなものだ。
- 待ち合わせ場所に誰かが着くまで、具体的な場所が決まらない。
- 集合するまで時間がかかる。
最初から、具体的な場所が分かっていれば上記の問題は解決できる。
場所の探し方
先ほどの例を元に待ち合わせ場所を決めてみよう。
上記リンクの検索ボックスから「渋谷駅」と入力して、サテライトビューに切り替えて、待ち合わせ場所の「ハチ公口」付近をみてみよう。
この画像の場所で待ち合わせるのであれば、
- たべたい
- ふるぎや
- まかない
このように身近な3つの単語になる。
また、上記の3つの単語を受け取った人は、先ほどの検索ボックスに「たべたい・ふるぎや・まかない」と入力することで、具体的な待ち合わせ場所を知ることができる。
これにより、具体的な場所が決まるため、待ち合わせに時間がかかることが解消される。
ここで重要なことは、住所から場所を特定するのではなく、地図から地点を示す3つの単語を入手できることだ。
想定される利用方法
そのほかに想定できる待ち合わせの例をあげてみよう。
- 登山のときに、山頂で待ち合わせる時。
- ディズニーランドなどの駐車場で待ち合わせる時。
- キャンプ場でテントを張った場所を知らせる時。
- 人目につかないような場所で待ち合わをしたい時。
このようなときに、ものすごく便利になることが想像できるだろう。
また、待ち合わせ以外にも、荷物や食べ物を配達してもらう場合にも活躍するだろう。
- お花見のときに特定の場所へ食べ物を届けてもらう時。
- 広い工場などで特定の住所が決まっていない場所へドローンを使って荷物を届ける時。
まとめ
what3wordsは住所の概念を壊し、場所に名称をつけたところが秀逸だ。
常識を疑い、代わりになる概念で置き換える発想は他でも流用できるはずなので、身近な問題を置き換えられるか考えてみてほしい。新しいサービスにつながる可能性を秘めているはずだ。
ではでは、what3wordsをみんなで流行らせよう!