
ミシンで自分の服を縫おうとして、道具の多さに止まっていないでしょうか。
男性用の裁縫セットって、あるんでしょう?ということで調べてみました!男性専用のハサミや針はありません。要るのは、測って、切って、印を付けて、縫って、アイロンする道具です。
服を縫うのに、何が要る?
ミシン本体は、持っている前提です。機種は、ここでは決めません。箱の針と押えを見て、足りないものだけ足します。
作業の順は、身体を測る、型紙を写す、布を切る、糸を切る、印を付ける、仮止め、針と糸、ほどく、アイロンです。
変わるのは型紙です。成人男子の原型は、チェストと背丈で、左半身を作ります。ボタン穴も服で分かれ、シャツはねむり穴、ジャケットとはと目です。
家庭用には、ボタン穴と布端の押えが入っていることが多いです。直線だけの職業用は、それがありません。手で縫うか、後から装置を足します。すると、箱を見れば、買うものが決まります。
オススメはこれ!

測るなら、グラスメジャー
胸囲を測るなら、グラスメジャーの150cmで足ります。ガラス繊維で伸びが少ないので、型紙の寸法がずれません。
型紙は、成人男子の原型です。実物大の2枚組で、Mはチェスト86から94、Lは96から104です。自分の胸囲がこの中なら、ゼロから引かなくて済みます。写す紙はハトロン紙です。幅60cm、長さ21mなので、実物大を写せます。方眼定規は30cmからで足ります。濃い布で45度まで引くなら、50cmです。紙を切るはさみは、家の文房具で分けてください。

布を切るなら、24cm
身頃を切るなら、布切はさみ「ブラック」の24cmです。クロバーの入門案内が、最初の1丁に挙げています。重さは通常の60%なので、長く切っても腕が疲れにくいです。

糸を切るなら、小ばさみ
ミシンの脇に置くのは、糸切はさみ「ブラック」です。布を切る24cmとは、役割が違います。縫い終わりの糸は、こちらで切ります。
印は、チャコペンです。薄い布や明るい布は青い水性で、水か消しペンで消えます。濃い布は白いアイロンチャコで、熱か水洗いで消えます。
仮止めは、シルク待針です。頭がガラスなので、刺したままアイロンができます。太さ0.5mm、長さ36mmで、薄地を傷つけにくいです。
針の形は、持っているミシンに合わせます。家庭用は平針、工業用針の機械は丸針です。系統が違うと刺さらないので、箱の針に合わせます。普通地の服なら、番手は11から14です。
糸は、シャッペスパンの#60です。フジックスは普通地用としていて、針は9から14番です。薄地は#90、厚地は#30に変えます。ボタンとまつりは、手縫い針の「絆」です。
縫い直しは、リッパーです。はさみでほどくと、生地まで切れます。衿の角を出すのは、目打です。どちらも、1着目から手元に置いてください。
スチームアイロンとアイロン台は、縫う前のしわと、縫ったあとの縫い代に使います。後から足す道具ではありません。シャツの衿とカフスには芯が要ります。日本バイリーンは、シャツとベルト用の織物芯を出しています。
後からでいいものは?
クロバーの入門案内が後回しにしているのは、裾、ぬいしろ、共布のテープ、ゴム通しです。裁断を速くする道具と、厚地の仮止めは、その次です。

裾を返すなら、アイロン定規
シャツやズボンの裾を返すなら、アイロン定規です。本体は150×100mmで、三つ折りと、長い直線の折り返しに使います。

ぬいしろを揃えるなら、ガイド
布端を添わせて幅を一定にするなら、ぬいしろガイドです。粘着式で、直線と曲線に向きを変えられます。針止めネジと針板の間が8mmより高いミシンに合います。

共布のテープなら、25mm
ベルト通しや、衿ぐりのパイピングを共布で作るなら、テープメーカーの25mm幅です。布が厚ければ、幅の小さいものに変えます。

ゴムを通すなら、ひも通し
パンツのゴムを通すなら、スピードひも通しの長い方です。袖口や袋口は、短い方です。長短の2本セットです。

まとめて切るなら、45mm
身頃をまとめて切るなら、ロータリーカッターの45mmです。カバーを外して反転すると、左手でも使えます。定規に沿って切ります。

身頃を載せるなら、A1
下敷きは、カッティングマットeのA1折りたたみです。開くと90×60cmなので、洋服の身頃が載ります。しまうときは半分です。

厚地を止めるなら、クリップ
針が通りにくい厚地や、穴が残る革は、仮止めクリップです。開口は最大約10mmです。普通地の1着目は、待ち針で足ります。
まとめ
男性専用の道具セットはありません。型紙を成人男子にして、測る、切る、印、仮止め、針と糸、ほどく、アイロンを揃えます。箱の針と押えを確認して、足りないものだけ買いましょう。
それでは、良いソーイングライフをお送りください!
ミシン本体を先に見るなら
職業用と工業用の違いは、別の記事にまとめています。



